【病気紹介】狂犬病ワクチンについて
2025/02/26/
いつも前川ペットクリニックをご愛顧いただきありがとうございます。
今回は、春の予防シーズンに合わせて、年1 回接種することが義務付けられている狂犬病ワクチンについて記載させていただきます。
他のワクチンと異なり、狂犬病ワクチンだけは接種することが義務付けられています。
その理由として狂犬病は感染してしまうと死に至る確率がほぼ100%という恐ろしい病気であることが挙げられます。
狂犬病はワンちゃんだけでなく、人や他の動物にも感染する可能性があり、ワンちゃんと同じく感染してしまうと、死に至る危険な病気です。
現在、狂犬病に対する有効な治療法は存在しないので、人の命を守るためにもワンちゃんに予防接種をすることで、狂犬病を予防する必要があります。
狂犬病は、国内での発生は50年以上認められていませんが、世界各国では狂犬病は広く流行しているため、狂犬病を国内に蔓延させないよう、ワンちゃんへの予防接種が重要になります。
狂犬病予防法により、生後3ヶ月以降の全てのワンちゃんは年1回の狂犬病ワクチンの接種が義務づけられています。
狂犬病ワクチンは副作用が出にくいと言われていますが、ワンちゃんの体調が良くない場合は、無理にワクチン接種を行うことはやめましょう。
当日の健康状態について不安がある場合は、事前に動物病院に相談するようにしましょう。
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